最近のJacob Collier・・もはやサーカス・・少々やり過ぎな気もしますが・・
ということで June Lee氏 によるあの Jacob Collier へのインタビューという動画を見た。
字幕あり
この動画でJacob Collierが語っているのは以下の通り。
1. Super-Ultra-Hyper-Mega-Meta Lydian (0:02)
2. Negative Harmony (1:30)
3. 5th and 4th Theory (3:27)
4. You and I (6:15)
5. Harmonizer (8:43)
6. Microtonal Voice Leading (10:12)
といった非常にマニアックなインタビューとなっている。英語ということもあるが、自分はここで語られている内容の半分もちゃんと理解できていないなあ・・・George Russellの「Lydian Chromatic Concept」 や Ernst Levy の「A Theory of Harmony」等がベースになってるみたい。どうやら「Lydian Chromatic Concept」には異を唱えているようですね。
Jacob Collierって人はこの若さでこの次元に到達しているというのが驚きだが、彼の生み出す独自のハーモニー理論に関しては下記のページが参考になるかもしれません。
https://www.musidge.com/music/Jacob_Collier_Masterclass
” In essence every note can be used in a major chord and every note can be used as a minor chord ”
ということだそうです。
以下ヒントになりそうな動画。
Super-Ultra-Hyper-Mega-Meta Lydian
Negative Harmony
インタビュアーのJune Lee氏は、インディアナ大学のジェイコブス音楽学校でジャズピアノを学ぶ大学院生で、類まれな耳コピスキルとアナリーゼでYoutubeでも有名人となっている(ようだ)。Lee氏は自らを音楽理論分析マニアと読んでいるようだが、一曲丸コピーするのに最大で100時間かけてるとのこと。一日2時間で50日かい! たとえばコレ
Jacob Collier – You and I (Transcription)
圧倒的な情報量故に、これがどこまで正確な記譜なのか確かめてみる気にもならないのであるが、まあこれを実際に演ってる本人もスゴイなあ。すべてをバークリー理論で分析するのには無理があるところもあると思うが(倚音等、非和声音の扱いなど)、自分も基本からもう一度出直して勉強しようと思います。
June Lee氏の動画もなかなか面白い。
3rdに解決しないadd4コード。ちゃんと昔からあるんですね。
リハモナイズ(最後はランダムジェネレーターでベースラインを指定しています)
コメント
素晴らしい記事です。求めていたものです。ありがとうございます。
もしよろしければ、今後ともこういった記事を作成していただきたいです。
ありがとうございます。頑張って更新していきたいとおもいます。