Pat Metheny Group / Wherever You Go 転調し過ぎ?耳コピ


Pat Metheny Group / Wherever You Go

PMG 2002年の「Speaking Of Now」から、一つのモチーフが転調しまくりながら変貌していくという「力ワザ」楽曲。パットのソロアルバム(Secret Story)には12のキーを全部使ってもポップに聞こえるように意識的に作った「Sunlight」ってのがあったけど、この曲の場合は、たった一つのメロディーでどこまでできるか?っていうチャレンジ精神みたいななものがあったのではないかと思う。

メロディーは以下の通り、非常に馴染みやすいシンプルなもの。
Amelo

イントロのバリトン・ギターのフレーズを打ち込んでみた。(原曲ではトップのメロにギターとシタールがダビングされている)
wyggt.mp3

ちなみにボイシングは非常に凝っていて、頭のBbM7は実際にはF(onBb)という具合に最小限の音で広がりのあるハーモニーが使われている。やたらテンション使えばいいってもんじゃないのだね(勉強になります)

さて、ギターソロが終わって後半に再度このメロディーが現れるのだが、ここからがすごい。転調に次ぐ転調で異常な盛り上がりを見せることになる。

5:30~

screenshot_02

メロディーの形状はほぼ同じものが繰り返されている。最初の2小節のモチーフが全部で何回出てくるかヒマな人は数えてみてください。

SUNLIGHT

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