深町 純 ( Jun Fukamachi )Departure In The Dark ” 早筆右三郎 ” テーマ


NHKで1978年4月5日~12月6日に放映された時代劇テレビドラマ『早筆右三郎」のテーマ曲。音楽は深町 純氏(2010年11月22日に他界)の「Departure In The Dark」が使われていましたね。自分は高校生だったかな・・(遠い目)・・ともかくシンセが最高です。

YouTubeにありましたよ。

音楽:深町純、タイトルバック:横尾忠則。当時のNHKのTVドラマは大部分を廃棄(筒井康隆の「家族八景」や「七瀬ふたたび」なんかもそうみたい)しちゃったようですので、これは貴重な映像ですね。そういえば当時のラジオドラマで別役実脚本の「地下鉄のアリス」(音楽:武満徹)などもそうかも。あの頃はいろいろありましたね、デズモンド・バグリィとか・・・ここすごいです。

時代劇のテーマとは思えないシンセをフューチャーしたスリリングな16ビートの曲。Mini Moogの哀愁を感じるメロディーが素敵です。当時はこの曲を聞くのが本当に楽しみだったなあ。

この曲はこのドラマのための描き下ろしみたいなんですが、Mini Moogのメロとシンセベース、アコースティックピアノ、ドラムという編成。

深町氏もこの曲はたいそう気に入っていたらしく、後日、NYオールスターズとのアルバム「On The Move」にも別アレンジで収録されていますね。

というわけで耳コピしてみました(事情によりメロは割愛)。あと後半のシンセソロはリピート記号を省略しています。

前半、Amのクリシェをバックに奏でられる哀愁あふれるメロ、G(onA)F(onG)のサビ(?)部分のドラムワークがとてもワイルドな感じです。

Ebに転調してからダイアトニックな進行になるところが泣かせますな。終盤はEmのペンタを中心としたMini Moogのソロに突入、ベンドを多用するフレージングがもう完全に時代劇のテーマではない(笑)いいわー。

エンディングのコードはF#トライアドから始まり最後のDトライアドまで「F#-G-Ab-A-Bb-B-C-Db-D」とクロマチックに上昇していきますが、各トライアドに当て込んだベース音は各トライアドの  7th, b13th(#5th), #11th, b3rd, b9th, M7th といったノンコードトーンをルートとしたベース指定コードとなっています。こちらはコードのトップ音とは逆に下降です。

非常に刺激的なハーモニーですが、U.K.なんかもこーゆーのありましたね。(Danger Moneyとか)

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ところでこのテイクはBass:山内 テツ氏、Drums:山木 秀夫氏という説もあるようですが、真相は謎。でも何度聞いてもベースは聞こえないような気がしますが・・・実はドラムも深町氏ご本人だったりして・・それはないかな・・・

※2019/6/22追記:どうやらドラムの○○○氏だけが参加したテイクの様です。

NYオールスターズのアルバムももちろん持ってますよ。

でも早筆右三郎バージョンのほうが断然かっこよいと思うなあ。

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