Konnakolとは?
Konnakol(コナコル、コナッコル、Konokol, Konakkol:タミル語:கொன்னக்கோல்は) とは、南インドの古典的なボイス・パーカッションの伝承芸能。いわゆる「口(くち)ドラム」で、パーカッションの奏法を様々な音節で表現する伝統的な技法。
Mahavishunu OrchestraのJohn Mclaughlinも実際にKonnakolを学び、自らの音楽やギタープレイにその技術を取り入れているのは有名です。
これ懐かしいですね。Trilok Gurtuとのプレイ。
Konnakolは、4分音符、8分、16分というパルスだけではなく、5連、3連、7連、9連といった奇数連音符などの様々な音節表現を組み合わせて「演奏」される技法。伝承技術であるから師から弟子へ脈々と伝えられてきたわけです。
下記はKonnakol研究家でも名高い、デンマークのギタリストHenrik Andersen(ヘンリック・アンダーセン)による解説。
彼はリンダ・マンツァーのギターのユーザーでも有名ですね。
ジョン・マクラフリンのレッスンビデオ
このように西洋音楽の記法(五線譜)を使い、いろいろな人が分析をしているわけですが、本場では音楽学校などでちゃんと教育も受けられるようです。
ドラムで再現する動画は枚挙に遑がない・・すごいねコレ。
ワタクシは勉強不足でよくわかっていないのですが、しっかりとした法則(?)があって上記のような恐ろしいインタープレイが可能になるらしいです。
いろいろな方がKonnakolの技法を様々なジャンルの音楽に活用しておりますね。
ドラムデュオ
Konnakolメタルバージョン
Lisa Youngのコナコル
バンドでもやってます
そういえばザッパ楽曲の譜割りもKonnakolの影響を受けているのでしょうか?前述のHenrik AndersenによるFrank Zappa Black Page #2 再現
こちらは本家ザッパのレゲエアレンジバージョン
そんなわけで、やっぱインドすごい!